こんにちは、くるくるテンパ(@kurukrutenpa)です!
今回はおススメのプロジェクターを紹介していこうと思います。
ここでは解像度は4Kのものに絞って紹介します。
ちなみに別の記事でプロジェクターの種類と特徴を解説しています。
プロジェクターの明るさ(ルーメン)、解像度などを詳しく書いていますのでコチラもぜひ読んでみて下さい。↓
けど時間がない、サクッと知りたい!
という方のために最低限の用語を解説すると
【4Kとは?】
現状動画配信などで観れる映像の最上位。
Netflixのプレミアムがこの画質、ゲームだとプレイステーション5
【ルーメン】
明るさの指標でルーメンとANSIルーメンの2種類あり!
・ルーメン:各社で規格の統一がされていないため、同じ値でも会社ごとに誤差がある。
・ANSIルーメン:アメリカで決められた指標、規格が統一されているがまだまだ浸透していない
↓使う場所によって必要な明るさを表にしました。
一般的な(大手の)ルーメン | ANSIルーメン(アメリカ規格) | |
---|---|---|
完全暗室・夜 | 1000ルーメン前後 | 500~1000ANSIルーメン |
夕方頃の屋内 | 2000ルーメン前後 | 1000~2000ANSIルーメン |
日中の日差しが入る屋内 | 3000ルーメン以上 | 2000ANSIルーメン以上 |
この明るさを参考にしてもらえば、買った後で思ってたのと違う!
なんて事には、なりにくいと思います。
※(体感には個人差がある為あくまで参考程度にしてください)
この解像度4Kは、ミドルクラス~ハイエンドのプロジェクターで採用されていて価格も幅広いです。
入門機というより「更にいいものを!」という買い替えユーザー、「買うなら上位機種!」なハイエンドユーザーに人気です。
価格は約15万円~になります。
4Kプロジェクターランキングは3種類にわけて紹介していきます。
【今回紹介するプロジェクター】
①一般的な規格プロジェクター:部屋の広さが必要(壁までの距離が2mほど)
②短焦点のプロジェクター:部屋の広さに関係なく使える
③市販で買えるハイエンドモデル8Kプロジェクター
※値段を抑えたい!
4Kの1つ下の解像度”フルHD”で十分!
という方はコチラをどうぞ↓
4K :一般的な規格おすすめプロジェクター
会社や学校でよく使われている規格のプロジェクターです。
・投射距離が一般的な2m前後
・大きさも小さめのデスクトップパソコンぐらい
いわゆる皆さんが思い浮かべる普通のプロジェクターです。
一般的な規格なので値段も、まずここを基準にすると判断しやすいです。
① BenQホームプロジェクター GK100
投影方式 | DLP方式 |
---|---|
明るさ | 1000ANSIルーメン |
光源 | LED |
光源寿命 | 最大20,000/30,000時間(ノーマル/エコ) |
コントラスト比 | 100,000:1 |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
投射距離(100インチ) | 177cm |
スピーカー | 10W×2 |
天吊り | ✖ |
台形補正 | 縦・横 |
購入費用(税込) | 149,800円 (2022年10月現在) |
【インターフェイス】
・HDMI HDMI 2.0 x2 *内1つはARC対応
・USBタイプA USBタイプA 2.0 (給電用/USBリーダー用) x 1
・USBタイプA 3.0 (給電用/USBリーダー用) x 1
・USBタイプC (DP Alt Mode対応) x1
・オーディオ出力(3.5mmミニジャック) x1
・SPDIF端子 x1
・LAN端子(RJ45)*インターネット接続用 x1
・赤外線受信部 x1
古くからエンタメ用のホームプロジェクターを多数手掛けている海外ブランドのBenQ製です。
明るさは抑えめで1000ルーメン、日中は遮光カーテンが必要です。
LED光源なので明るさが下がりにくく長持ちする(2時間/日で約30年使うと明るさが半減する)
付属のスピーカーは10W×2、こだわらなければ十分の性能でサウンドバーいらず。
BenQはゲーム時の遅延がほぼないので、安心してゲームもできます。
別売りで3Dメガネを購入すれば3Dの映像も楽しめます。
やや画面の調整が難しいというAmazonでのレビューがありましたが、余程角度をつけたりしない限りはそこまで手間取りません。
そして投射距離も短く、壁までの距離が177cmで大画面(100インチ)が写せます。
なのでワンルームでも使えます。
BenQ製でLED光源、4K、スピーカーも10Wが2つ付属で約15万なのでコスパはかなりいいです!
動画を観るのはもちろんプレステ5などゲームを大画面で楽しみたい人におススメです。
② EPSON dreamio EH-TW6250 ※キャッシュバックキャンペーン対象商品
投影方式 | 3LCD方式 |
---|---|
明るさ | 2,800ルーメン |
光源 | 高圧水銀ランプ |
光源寿命 | 公式記載なし |
コントラスト比 | 35,000:1 |
画面解像度 | 4K相当(1920×1080×3) |
投射距離(100インチ) | 294cm |
スピーカー | 10W |
天吊り | 〇 |
台形補正 | 縦・横 |
Android TV | メディアストリーミング端末同梱 |
購入価格(税込) | 145,000円(2022年10月現在) キャッシュバックキャンペーン応募で実質115,000円 |
【インターフェイス】
・HDMI®1(ARC)端子 1系統 HDMI®
・HDMI®2端子 1系統 HDMI®
・USB-A端子 2系統 USBコネクター(Aタイプ)
・Service端子 1系統 USBコネクター(Mini-B)
上記の「BenQホームプロジェクター GK100」とほぼ同じ値段です。
違うところは壁からの距離が1m多く必要な点、光源が水銀ランプ、明るさが2800ルーメン、の3つです。
2800ルーメンという明るさは日中にも使える明るさです。
明るめのリビングなどでも使用したいならコチラのプロジェクターになるでしょう。
③ Dangbei Mars Pro
投影方法 | DLP方式 |
---|---|
明るさ | 3200ANSIルーメン |
光源 | レーザー |
光源寿命 | 25,000時間 |
コントラスト比 | 公式記載なし |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
投射距離(100インチ) | 公式記載なし |
スピーカー | 10W×2 |
天吊り | 公式記載なし |
台形補正機能 | 縦・横 |
Android OS | 4G RAM 128G ROMメモリ |
購入価格(税込) | 229,900円(2022年10月現在) |
2013年に中国で設立された会社”当貝”(Dangbei:ダンベイ)製
明るさ3200ANSIルーメン、光源はレーザーでスピーカーも10Wが2つ
レーザー光源は他の光源に比べて明るさが極めて弱くなりにくく、光源がダメになる心配がないです。
発熱も少なく、音も静かです。
性能は文句なく優秀です。
ただし公式記録の性能に投射距離、コントラスト比がない所が不親切。
Andoroid OSも内蔵されているので、このプロジェクターを購入すればすぐに動画を大画面で楽しめます。
毎日何時間も使用するヘビーユーザーならコチラのプロジェクターをおススメします。
④ LG HU810PB
投影法式 | DLP方式 |
---|---|
明るさ | 2700ANSIルーメン |
光源 | レーザー |
コントラスト比 | 2.000.000:1 |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
100インチ投影に 必要な距離 | 280cm(概算値) |
スピーカー | 5W×2 |
天吊り | 〇 |
台形補正 | 縦・横 |
WEB OS内蔵 | 〇 |
購入価格(税込) | 297,976円 (2022年10月現在) |
特に欠点が無く、コチラも良い性能です。
明るくて、コントラスト比も高くてレーザー光源、見た目もシンプルでいいですね。
ただ性能を比べると先ほどの”Dangbei Mars Pro”より明るさ、スピーカーなどが劣ります。
価格もこちらの方が高いです。
ただ会社としてはLGの方が実績を積んでいるので、信用面を考えると甲乙つけがたい所です。
⑤ XGIMI Horizon Pro
投影法式 | DLP方式 |
---|---|
明るさ | 2200ANSIルーメン |
光源 | LED |
光源寿命 | 30,000時間 |
コントラスト比 | 公式の記載なし |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
投射距離(100インチ) | 290cm(レビューより) |
スピーカー | 8W×2 |
天吊り | 〇 |
台形補正 | 縦・横 |
Andoroid TV内蔵 | 〇 |
購入価格(税込) | 178,101円 (2022年10月現在) |
XGIMIは中国の会社です。
2200ANSIルーメンなので明るさは申し分なし、コントラスト比、正確な投射距離などのデータが公式のHPを調べても出てこず、やや不親切。
Android TVが内蔵されているのでファイヤースティックなどが無くても動画配信サービスが楽しめます。
買ってリビングなどにセットしたらすぐ映せます。
手間いらずなので簡単に始めたい方に向いています。
⑥ Anker Nebula Cosmos Max
投影法式 | DLP方式 |
---|---|
光源 | 公式の記載なし |
光源寿命 | 30,000時間 |
明るさ | 1500ANSIルーメン |
コントラスト比 | 公式の記載なし |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
100インチ投影に 必要な距離 | 266cm |
スピーカー | 10W×2 |
天吊り | 〇 |
台形補正 | 縦・横 |
Andoroid TV内蔵 | 〇 |
購入価格(税込) | 149,900円(2022年10月現在) |
中国のメーカー”Anker”のプロジェクターです。
コントラスト比は公式HPに書いておらず不明。
値段も約15万円と、この性能にしては手ごろです。
こちらもAndroid TV内蔵なのでセットしたらすぐ使えます。
4K :短焦点のおススメプロジェクター
障害物が映り込むことが無く、移動も気をつかわず、光源の強い光をみて目を傷めることもないです。
壁際に置けるので置き場所にも困らず、省スペースです。
もともとホームプロジェクターを使っていて買い替えの方に、多く選ばれていて人気があります。
短焦点になると費用が上がり価格帯は30万前後となってきます。
① EPSON dreamio EH-LS500
投影方式 | 3LCD方式 |
---|---|
光源 | レーザー |
光源寿命 | 20,000時間 |
明るさ | 4000ルーメン |
コントラスト比 | 2.500.000:1 |
画面解像度 | 4K相当(1920×1080×3) |
100インチ投影に 必要な距離 | 62cm |
スピーカー | 10W×2 |
天吊り | ✖ |
台形補正 | 〇 |
Andoroid TV端末 | 外付け端末同封 |
購入価格(税込) | 280,245円 (2022年10月現在) |
壁際に置いて使える短焦点であれば、これが一番のオススメになると思います。
コスパで考えても4Kプロジェクターの中での実質1位はこの機種です。
レーザーで4000ルーメンで短焦点なので使えない場所はありません。
もし眩しく感じるようなら明るさの調整も可能なので安心です。
そのため日中でも広くない部屋でも、どこでも対応可能です。
Android TV端末もついているので購入後すぐに楽しめます。(動画配信サイトなど使用時に外部入力する装置)
※外付け端末のメリット
内蔵ではないのでこの先、次世代のモノが登場しても付け替えるだけで対応でき買い替えや、古いOSに悩むことがありません。
いいものを長く使いたいのであればこの機種が最適です。
② VAVA VA-LT002
投影方式 | DLP方式 |
---|---|
光源 | レーザー |
明るさ | 2500ANSIルーメン |
コントラスト比 | 3000:1 |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
100インチ投影に 必要な距離 | 18.2cm |
スピーカー | 30w×2 |
天吊り | 記載なし |
台形補正 | 〇 |
AndoroidTV内蔵 | 〇 |
購入価格(税込) | 268,000円(2022年10月現在) |
アメリカで創業し現在中国に本社を構える会社。
こちらの方が費用が約25万くらいと、この性能の中では少し費用を抑えられます
4K・短焦点で費用を抑えてなら、おススメのプロジェクターです。
③ XGIMI AURA
投影方式 | DLP方式 |
---|---|
光源 | レーザー |
光源寿命 | 20,000時間 |
明るさ | 2400ANSIルーメン |
コントラスト比 | 記載なし |
画面解像度 | 4K UHD(3840x2160) |
100インチ投影に 必要な距離 | 20.9cm |
スピーカー | 15w×4 |
天吊り | ✖ |
台形補正 | 〇 |
Andoroid TV内蔵 | 〇 |
購入価格(税込) | 269,000円(2022年10月現在) |
価格は30万ほど、スピーカー15wが4基ついているので音響がgood。
光源をのぞき込もうとすると赤外線センサーが反応し消灯します。
小さいお子さんがいる家庭でも安心してご利用いただけます。
ここまでが一般的なお家をホームシアターにするためのプロジェクターの紹介でした。
ここから先は、100万オーバーのハイエンドモデルです。
ハイエンドモデル 8Kプロジェクターの紹介
現在市販されているホームプロジェクターで8K対応でLCOC方式のものを紹介していきます。
DLA-V70R
投影方式 | LCOC |
---|---|
明るさ | 2,200ルーメン |
光源 | レーザー |
コントラスト比 | 40,000:1 |
画面解像度 | 8K |
100インチ投影に 必要な距離 | 3.16m |
スピーカー | なし |
天吊り | 〇(22.5㎏あるので取り付け時は注意) |
台形補正 | 〇 |
Andoroid TV内蔵 | ✖(外付け可能) |
現在購入できる最高レベルの解像度8Kを投影可能な映像を映すことだけに特化したハイエンドモデルです。
もし購入するならHDMIケーブルも8K対応のモノがあるのでそちらを購入しましょう。
まだまだ4Kの映画、動画配信が出始めたばかりなので8Kは早いですが、先取りするのであればこのプロジェクターです。
プロジェクターで8K画質の強みは”素早い動きを滑らかに表示できる”ことです。
ゲームが趣味の方はその恩恵が受けられるため先取りして、購入もありでしょう。
またこの機種はレーザー光源なので明るさの減衰はほぼ問題になりません。
メーカー希望小売価格は1,305,000円(税込)になります。
”良いものを長く”と考えれば選択肢に入れてもいいお値段かもしれません。
まとめ
今回は4K(最後のみ8K)のプロジェクターを紹介しました。
一度この省スペース、大画面を知ってしまったらテレビには戻れないです。
プロジェクターの大画面でグランツーリスモをハンドルコントローラーでするのなど最高ですよ。
映画館に観に行っても小さいシアターだったりすると、「家のプロジェクターで観るのと変わらないのでは?」と思うようになります。
引っ越しの時も大きくて気を使うテレビを運ばなくていいので、かなり楽になります。
↑結構ココポイント高いです。
プロジェクターはこれからの時代、テレビに変わる存在になっていくと思います。
おススメですのでぜひ検討してみてくださいね。
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